54ふくしのはてな?※(例)母の生活援助を希望する場合お父さん・生活援助は「同居の元気な人がやるべき」というルール・お父さんが健康で同居 → 元気な人とみなされるため利用不可・お父さんが要介護認定を受けている、または同居していない → 利用できる可能性あり田上:お薬を持ってくるのは生活援助、飲ませるのは身体介護みたいに線引きが難しい?加藤: その判断はケアマネージャーが行います。また、ご家族がお家にいても、お父様やお母様だけでは対応が難しい場合には「定期巡回サービス」を利用できます。このサービスは身体介護・生活援助の両方を、ご家族が同居していても受けられる仕組みです。ご不明な点や詳しく知りたい方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。田上:訪問介護のメリットは?加藤:住み慣れたご自宅で生活を続けられることや経済的負担が少ないケースも多いです。環境の変化によるストレスを減らし、ご自身のペースで日常生活を送ることができます。田上:この仕事を通して、やりがいを感じる時は?加藤:私たちの仕事は、その方が生まれ育った家や、思い出が詰まった部屋で最期を迎える「大切な瞬間」に関わる時までで、いかに良いエンディングを迎えていただけるかが大きな使命であり、ご家族にとっても納得のいく形で看取りができたときに、私たちは最もやりがいを感じます。同居している同居していない利用できない利用できる健康(要介護認定なし)生活援助が使えるかどうかの考え方(要介護認定あり)
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