福祉のはてな?
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社会保障制度田上:坂下さんは南州メディカルに入られて何年目ですか?坂下:入社してから 20 年が経ちました。これまで働き続けることができたのは、働きやすく、風通しの良い会社であることと、お客様から「ありがとう」と言われることが私の働く原動力となっています。田上: 普段の業務について教えて下さい。坂下:福祉用具専門相談員として、お客様のお話をうかがいながら、使いやすく安全・安心な環境づくりをお手伝いしています。田上:具体的にはどのようなことですか?坂下:お客様のご自宅には、段差があったり(手すりがなくて)つかまる場所がなかったりと、不便なところがあります。そうした不自由な部分を改善し、ご自宅でも安心して暮らせるようにするのが、私たちの仕事です。田上:そもそも 「介護用品」 がレンタルできるって、初めて知ったのですが。坂下:レンタルって聞くと、中古品というイメージをもってしまう方もいらっしゃるかもしれない ですが、 南州メディカルでは、 自社の工場 「介護クリーンセンター南州」で、消毒・メンテナンス・梱包・保管まで管理しており、お客様にはこれがレンタル?とびっくりされる方が多くいらっしゃいます。レンタルのメリットとしては1. 購入するよりも初期費用や修理・点検などの費用を抑えることができる。2. 身体の状態が変わったときにも、必要に応じて福祉用具を変更しやすい。3. 使わなくなったときは、返却することができるので無駄がない。などがあります。特に、ベッドは、レンタルされる方が多いですね。29■放送日時:6 月 19 日 ( 木 ) 15:00 〜 15:15■ナビゲーター:田上 真澄■スペシャリスト:有限会社 南州メディカル谷山店店長          坂下隼也(さかした じゅんや) さん「ふくしのはてな?」−社会保障制度−福祉用具編第 12 回放送今月のテーマは、「福祉用具のあれこれ」今回は、 有限会社南州メディカル谷山店店長の坂下隼也さんにお話しを伺っていきます。

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